Concept
コンセプト
Webサイトは「宣伝」の前に、「登記」である。
誰もあなたのサイトをクリックしない
「ゼロクリック検索」の時代
今、インターネットの世界ではかなり大きな変化が起きています。 あなた自身も最近、スマホで検索をしたとき、一番上に出てきた「AIの要約(回答)」だけを読んで満足し、その下にあるWebサイトのリンクを開かなかった経験はないでしょうか。
ある調査では、AIの回答を見たユーザーの6割超が「リンクをクリックせずに検索を終了する」と答えています。ユーザーは単語で検索するのではなく、AIに向かって具体的な条件や悩みを相談し、AIが勝手にまとめた回答だけで完結するようになりました。
ここで大きな問題が生じます。これまでのWebサイトは、検索エンジンに「拾ってもらう」ために、誰にでもわかる無難な説明文でサイトを埋め尽くすことが推奨されてきました。その結果、どの会社も同じような言葉を並べ、企業独自の空気感や、顧客との親密な距離感が失われました。 AIは冷徹なシステムです。ありきたりな説明文を並べても、「行間」や「情緒」は読み取ってくれません。AIに「特徴のない会社」と認識されたままでは、見えないところで毎日、良質な見込み客を逃し続けることになります。
まず、自社サイトの裏側に事実を
「登記」する
では、中小企業はどう戦えばいいのでしょうか。私たちは、これからのWebサイトは「宣伝」の前に、AIに対して「会社登記」をするべきだと考えています。
自社の本当の専門領域や、「ここから先の範囲は対応しない」という境界線、確固たる事実を、AIが迷わず読み取れるサイト裏側の言語(構造化データ)で厳密に記述するのです。 焦って小手先のSEOテクニックでAIを騙そうとする必要はありません。まずは当たり前のビジネスの順番として、自社の事実をAIという巨大なデータベースへ「公式登記」し直すこと。
これを正しく行えば、AIはただの検索システムから、「現場が疲弊するミスマッチな問い合わせを減らし、御社の強みを本当に必要としている顧客だけを的確にマッチングさせる『優秀な案内人』」へと変わります。数を集めることから、質を高めることへの転換です。
中小企業の輪郭は
「定義できない部分」にこそ宿る
裏側での「登記(論理)」をAIに任せると、素晴らしいことが起きます。 表側(人間が見る画面)の文章を、検索エンジンに媚びた「退屈な説明文」にする必要がなくなるのです。
そもそも、中小企業が自社の強みを「誰にでもわかる言葉」でピタリと定義するのは困難です。「ウチは単なる〇〇屋ではない」「あの業界のような大量生産はしない」といった、外部からの勝手な決めつけに対する抵抗――「Not(〜ではない)」の連鎖の中にこそ、他社とは違う本当の輪郭が浮かび上がります。
ハビタスが目指すのは、「AIには論理を、人間には詩(情緒)を」という明確な分離です。 検索順位のための退屈な説明はAI向けの裏側に任せ、表側では「自社らしさ」や「事業への素直な想い」を、思い切り自由に、感情豊かに語ればいいのです。
経営者の言葉を、
AIと人間の両方に届く形へ「翻訳」します
「ホームページの原稿は社長の方で書いてください」 制作会社からそう言われて、プロジェクトが止まってしまった経験はないでしょうか。
私たちは、そのような原稿の丸投げを依頼することはありません。かと言って、御社の現場を詳しく知らない私たちが、勝手にキレイにまとめた説明文を代筆するようなこともありません。 社長の頭の中には、自社の強みや「Not」の哲学(一次情報)が詰まっています。それを、人間向けの「情緒豊かなストーリー」と、AI向けの「硬質な論理データ」へと的確に振り分ける(双方向の翻訳をする)のが、私たちの仕事です。
ハビタスは、プロジェクトの比重の8割を「準備(コンテンツ戦略の構築)」に置きます。いきなりデザインやシステムなどの「目に見える部分」を作り始めるのではなく、まずは私たちが「ウェブ参謀」として壁打ち相手となり、社長の思いの丈を引き出します。自社の事業について自由に語ってください。それをデジタルの世界で正しく機能する構造へと「翻訳」し、運用していくのがハビタスの役割です。
無理な背伸びも、大げさな広告も必要ありません。 自社の本当の実力を、デジタルの世界で正当に評価させるために。ノイズだらけのWebから、御社の誇りと時間を取り戻す「新しい基礎工事」を始めませんか。
